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1990年代は阪神タイガースの不甲斐なさが目立ったが、それを象徴する言葉のひとつが阪神13位(はんしん-い)である。

対たけし軍団編集

1991年、ファン感謝デーの余興として阪神タイガース一軍はたけし軍団と野球で対戦したことがある。ここで阪神タイガースはたけし軍団にまさかの敗北を喫した。

無論、これは余興として行われたものであり阪神側が全力でプレイしたかは疑わしい。またそもそも試合は軟式野球で行われた。加えて、たけし軍団も芸能人チームとはいえ練習に熱心で、当時は東京ファイターズNICOLEといったアマチュア強豪チームを破る実力を有していたことが挙げられる。こうした条件が重なって、たけし軍団はたまたま阪神に勝ってしまったのである。

阪神は1990年、1991年と2年連続最下位に甘んじており、プロ野球全12チームで最も弱いという評価があった。そのため「東京スポーツ」は翌日の1面に「阪神13位!」との見出しでこの試合を報道した。以後この見出しをアンチ阪神が頻繁に引き合いに出し、長く語られることとなった。

智辯和歌山との比較編集

2000年、智辯学園和歌山高等学校は史上最強と言われた打線を擁し、選抜高等学校野球大会準優勝、全国高等学校野球選手権大会優勝の成績を収めた。とくに3番武内、4番池辺、5番堤野を中心とする破壊力のある打線が特徴で、選手権では決勝でも20安打を放つなど大会100安打(史上1位)、打率.413(当時史上1位、2007年現在史上3位)の成績を残し、高校生離れしたチームと評された。

一方で阪神タイガースは1998年から3年連続で最下位に甘んじていた。そのためアンチ阪神の一部から「阪神が智辯和歌山と戦ったら負けるのではないか」と言われた。さらにたけし軍団とのエピソードを引き合いに出して、再び「阪神13位」と揶揄された。

なおこれには伏線があり、1998年に松坂大輔を擁する横浜高等学校が甲子園春夏連覇を達成し、高校生ながらプロ級と言われた(阪神のみならずすべてのチームにとって脅威となるほどの実力があった)。そのため、高校生とプロとの実力を比較しようとする風潮が生まれたのである。また智辯和歌山が阪神と同じく近畿地方にあったことも、比較される一因となった。

なお2001年を最後に阪神は最下位を経験していないので、その後「阪神13位」と呼ばれることはなくなった。

関連項目編集