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藤村富美男が1948年から使用していたバットは、通常の34インチ(約84cm)に対して、37インチ(約92cm)以上と非常に長かった。あまりの長さから、そのバットは物干し竿(ものほしざお)と呼ばれていた。

藤村がこの常識破りの長いバットを利用したのは、諸説あるがゴルフをやった際37インチのクラブでラウンドを回った経験が元になっているらしい。それを選んだのは、遠心力があるほうが飛ぶだろうという単純な理由であったようだ。もう一つ、巨人の川上哲治が「赤バット」、西武の大下弘が「青バット」で有名な頃であったので、それへの対抗心もあったようである。

現代で物干し竿と言えば、水島漫画に登場する影浦安武、通称「あぶさん」の使用するバットであるが、その「あぶさんの物干し竿」も、作中で藤村が登場し、その頃まだ新人であった影浦に物干し竿を教えるという経緯があった。

参考情報編集