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世界一のアウェー(せかいいち-)とは、相手チームからみた阪神甲子園球場での対タイガース戦のことをさす。狭義には、阪神‐巨人戦のみをさす。

由来編集

2007年北京オリンピックアジア予選、日本-台湾戦。9回1点差、互いに本大会出場をかけた試合であり、本来であれば大きなプレッシャーがかかる場面で、クローザーとして巨人の上原がマウンドに登った。が、あっさりと3人で敵打線を抑えた。しかも相手チームは地元台湾代表で完全アウェーの状況であったにもかかわらず、一切の気負いが無いいつも通りの登板であった。

試合後、報道陣から台湾の応援は気にならなかったのかと質問が飛ぶと、「たいしたことないですよ。阪神戦の甲子園が世界一のアウェーと思っていますから。」と答えた。[1]

2006年WBC編集

2006年のWBCでも上原は同様のコメントを残している。WBC最大の山場であった準決勝対韓国戦。予選で韓国と2度の対戦があったが、2度とも敗れている状況であった。また、韓国の応援や選手も、対日本戦ということもあり、異常ともいえる盛り上がり方をしていた。

その準決勝の前日、先発の上原に熱狂的な韓国の応援が気にならないか、と記者から質問を受けた際、「別に。韓国の応援は揺れないでしょ?甲子園の応援は揺れますから。」とあっさり答えている。[2]

実際、翌日の上原はいつも通りのピッチングをし、韓国打線を完全に封じ、そして日本の勝利となった。日本はそのままの勢いでキューバを決勝で破り、初代世界チャンピオンとなった。

世界一の応援編集

甲子園球場でのタイガースファンの応援は、以前から熱狂的で有名であり、世界一の応援とファン同士では自負していた。それが相手チームの視点から見ても正しいことが、上原の言葉によって裏付けられた。

また、甲子園の応援は何もタイガースにのみプラスなのではなく、広く日本球界全体の向上にもつながっていることが、この言葉と上原の活躍で実証されたと言える。

脚注編集

  1. 「宮本、上原、阿部、新井コメント 野球日本代表・凱旋帰国会見」『スポーツナビ』2007年12月4日。
  2. 「【WBC】上原「甲子園もっとすごい」」『日刊スポーツ(nikkansports.com)』2006年3月18日。

関連項目編集